テキスト

テキスト

横道世之介

横道世之介。最近人気の高良健吾主演映画。これ退屈な青春映画と思うなかれ。若干長尺だけどその長尺さがなんとも愛おしい映画。特に80年代終わりから90年前半の東京で同世代を生きた人は粗もあるけどその画にぐっとくるかもしれません。ある人の人生からとある一点をプレーイバックする割とありがちな手法なんだけどノスタルジー賛美になりすぎない乾いた感じのバランスの良さがなんとも心地よい。露出過多で白飛びした写真、シャッタースピードわからなくて手ぶれた写真、そして奇跡的にピンがバッチリあった写真がこの映画の全てを象徴している。キャノンの一眼レフもgood#週末シネマ