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ぶらり一人旅博多子純情湯煙旅情編Vol.2


写真:福岡市糸島付近車中より

今は九州を南下中。やはりバスに乗ってしまった。だからバスの車中。ビートルズがドライブマイカーである。夕方である。

さて、昨夜は、けばけばしい中洲の街、華やかなお姉さん横目に、(博多の女は美人が多い。)高校時代以来の盟友N君と焼き鳥を食らいながら焼酎を飲む。そしてバーでドラマチックスやカーティスやらを聴きながらラムトニックを3杯流しこむ。吉祥寺と同じ動きだが、そこは旅情編中の私ちと違う。地方都市独特のコンパクト感がたまらなくよい。

1月4日、陽気なrock'n'rollに誘われるように海へのドライブ。途中、賑わいをこれでもかといわんばかりに見せる店内で博多のソウルフードの一つであるうどんをたべる、肉うどんに卵ねぎ。ジャンクである。しかし心にしみる味である。そして良く食べる。

その後、海浜のひなびているが素晴らしいオープンカフェ的な喫茶店にて苦めの珈琲を飲みながら、波に乗れないサーファーをぼーっと見つつ1時間ほど波音に聴き入る。不器用に組み立てられた木作りの机が心地よい。
そうこうしている内に博多を去る時間が近づいてきたのでバス乗り場まで歩く。16年前と少し変わった街は活気があるが少し寂しい。四重人格やジャニスをみた西通りの映画館や全く出なかったパチンコ屋は跡形もない。でも、林檎ちゃんここは今でも正しい街ですよ!と言う訳で、椎名林檎の正しい街が聴きたくなる。

今バスは南下中。夕日が夜を連れてやってくる。
ではまた。

ラバー・ソウル

ラバー・ソウル

無罪モラトリアム

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ソウル・トレイン1971

ソウル・トレイン1971

Curtis (Dlx)

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